明日、友人とお茶しようと思って、べイクドチーズケーキを焼いた。
焼き上がりは、いつもよりふっくらしていて、よさそうだ。
今朝、ばんそうこうを外したら、血豆になっていた。
ミモザのリースをつくるときに、祖母が昔使っていた花ばさみを、意気揚々と使ったら怪我をしたのだ。
大きなはさみで、鉄かなにかで出来ているので重い。
でも、とても素敵なものをもらったと思う。
昔ながらの形に、職人さんの名前が入っていて、ずっしりとした持ちごたえ。
うまく使えないのは、ただ単に使い慣れていないだけなので、もう少し、お花を飾る機会を増やそうと思う。
もらったときに、父も母も、「もっと、今どきの使いやすいのを選べばいいのに・・・。」と言っていたけれど、私はこれがよかった。
祖母のパチンパチンとお花を水切りする音と、生けていく動作と、その周りの空気を、眺めているのが大好きだった。
最近になって、思う。
私の基礎をつくってくれたのは、祖母だ。
ありがたいと、思う。
毎日の生活の中で、花を生けること、友人のためにお茶菓子を用意すること、ちょっとした気配り、動作の作法や静かさ。
もっと、教えてもらっておけばよかった。
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