そろそろ、半衿の付け替え時だなぁ、とは思いつつ、なかなか出来ていませんでした。
※長じゅばん(着物と同型の下着のこと。着物のすぐ下に着ます。)の衿に縫いつける別布のことを半衿と言います。
※汚れ防止を兼ねつつ、衿元から見えるので色柄の布を使ったりして効かせ色としての役割も果たします。
詳しい縫いつけ方が載っている資料があまりないうえに、ちょっと変わった縫い方だと聞いていたのでビビってしまっていたのでした。
でも、松本きもの部顧問の方に、「やらないと上手くならないし、何より汚れたままの半衿でお着物を着ているのは格好悪いわよ!慣れれば、大丈夫よ~。」と言われてしまい、がんばりました!
1、元々、半衿を縫いつけてあった糸のみを解きます。
2、半衿を外して、洗い干します。
3、乾いた半衿で長じゅばんの衿を包むようにして縫います。
手順としては、これだけなのですが、ドキドキしっぱなしでした。
やっぱり、縫いつけ方が一種独特で何回かやり直しました。
腰ひもを縫いつけてある針目も美しい。
今回は、布目の細かい日本手ぬぐいを縫いつけました。
水玉の色は、長じゅばんの色柄と揃えてあります。
チェック柄なんてのも、ありかもしれません。